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2007/07/14 Sat  06:07
音楽家のメッセージ。

ここ数日

音楽仲間が自分の思いのたけを文章に綴っているのを読む事が偶然重なっていて

立て続けに熱く刺激を受けた。



ある大物シンガーの出来の悪いライブを観ていた客が、次々と帰りだした
という記事に対して

「帰ったファンにがっかりした」と書いていた子がいたのだが

私はそれを読んで逆に「ファンは正しい」と感じた。

それこそ、本気で聴いてくれているファンのメッセージではないかと。

私は内容は観ていないし、いろんな事情があったかも知れないし、

記事の書き方も中立なのかはわからない。

でもお金を出して聴きに来てくれた人を、満足させられなかったのは事実だし

帰るところまで行くのはよっぽどだと思う。

私は唄の出来云々と言うより
そのシンガーの気持ちが伝わってしまったのでは、と考えた。

自分が散々な状態でステージに上がる事を、自分でどう思っているのか。

もしボロボロの状態であっても、ベストを尽くした姿が見えれば違ったのではないか。

ボロボロの状態であったなら、プロとして決断すべき事があったのではないか。



私も去年の手術前の状態はひどかった。

自分も苦しかったけど、きっとお客さんでも満足してもらえなかった人はいたと思う。

はっきりとそう伝えてくれた人もいた。

だからこそ、なるべく全身全霊でベストを尽くしたいと思うようになった。

経験したから心から思えるのかもしれない。

唄はステージの上でだけ作られるものじゃない。

普段の私の生き方全てが関わる。

私の体は楽器で

私の体は私のものであって私のものではない、と言ってもいいくらい。

私が、好きな時に好きな物を飲んで食べて、寝ていたら

一緒にステージに上がってくれる人、支えてくれるスタッフに迷惑がかかる。

もちろん、当然お客さんに対しても。

デビューしててもしてなくても、お客さんにお金を払ってもらって

あるいはギャランティーを頂いて唄う以上、プロとしての自覚を持つべき。

果たさないといけない責任がきっとある。

といっても、まだまだ私には何が正解なのか、どこまで果たせているのかわからない。

でもそれに向かってベストを尽くす事が、まず大前提だと思う。

人間だから、心や体に波があって当然。

アスリートだって、いつもパーフェクトな技が出せるわけではないし

芸術こそ、明確な答えはない。

発信する側と受ける側のフィーリングがすべてである。

好みで全てが決まる世界なだけに、100人全員に受け入れられなくても当然だし

逆に受け入れられないからと言って、自分が信じた唄がダメだとは思わない。

でもそれに向かってベストを尽くしていれば、少なからず必ず

何か打つものは出せると信じたい。

出す側も受ける側も、同じ人間だから。



また他の音楽仲間は、オリジナルとカバーについて書いていた。

私も、カバーが好きなシンガーなので、「オリジナル」がない、というところで

いろんな事を言われてきた。

でもそれでいいと思う。

言いたい人は言えばいい、でも私はカバーが好きだ。

自分が愛しているシンガーの唄を唄うのがとても好きだ。

カバーがオリジナルより格下だなんて、微塵も思わない。

唄は誰のために?何のために?

自分のために。自分を生かすために。



他にも、批評家の言葉に苦しむミュージシャン。

もちろん私もボロカス言われてきたクチだw

言いやすいのだろうなー私は音楽を学んでない叩き上げだから。

おバカに見えるのだろう。

でも私は知っている。

どんなに頭を大きくしても、やってないヤツにはわからない。

やったヤツだけが、わかる事が絶対にある。

音楽は頭で鳴るものではない。

心に響くものである。



と、久々に、ミュージシャンのいろんな想いについ熱くなってしまったw

と同時に、改めて、気を引き締めたいと思った。

ちょうど最近、音楽を仕事にしてるミュージシャン同士の会話で

いわゆるバイショウの話になった。

バイショウの現場で歌詞を覚えているシンガーはほとんどいないのだとか。

私はライブもイベントもバイショウも全て、出来る限りのところまでやろうとしてきた。

相手が言うには私は全部全力でやり過ぎる、らしいw

自分の活動とバイショウと、ペースやウエイト考えてやんなさい、と言われて

たしかにこのままのペースで行くと来月はエライ事になってしまうな。。。と思ったw

以前他のミュージシャンとライブの打ち合わせした時も

「次のライブはバイショウくらいの感覚で(適当に)~」と言われて

「私はライブもバイショウも、一人でも聴く人がいる限り、真剣にやります!」

と失礼極まりないな!と怒ってしまった事を思い出したw

でもやっぱりその気持ちは今でも変わらない。

仕事でも自分の活動でも、やっぱり一人でも聴いてくれる人がいるなら

私はベストを尽くしたい。

それが自分の糧になると今でも思うから。



来月のライブでは大物シンガーの真の復活を心から願いつつ、

お客さんにこの話をしながら、彼女がカバーしていた曲を私がカバーしようと思う。

それが唄い手の私に出来る事であり込められる想いでありメッセージだと思うから。
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Comment

☆ 

chisatoさん、アツい想い拝見いたしました。
まさに同感です。

その内なる想い(ハート)が一番大切だと思うし、
それが結局、ステージにも表現され、
観てくれているお客さんにも伝わる。

それで思い思いの評価があるわけで、
あとはそれを自分でどう受け止めるか、ですからね。

自分のできることをやりきる、それしかない!!
頑張ってください~

☆ 

kenchanさん>
ありがとうございます☆
そうですよね、いろんな人がいろんな事を感じて生きている。
だからこそ、自分の信じる事を自分に負けずに続けたい
と思います☆

ライブお待ちしてますね!(≧▽≦)

☆ 

こんばんは(^^)/
>やったヤツだけが、わかる事が絶対にある。
確かにそうだね~♪うん、うん、わかります。

プロ意識を持って仕事やってる人の多くの共通点かも知れないね。

自分の目標とか、目的とか持っていると、くじけそうになったときでも対処が出来る。原点に返ることが出来ると思います。

私の場合、深酒して翌日の仕事に影響が出ることが正直たまにあります。けれども、ちーちゃんのブログ読んで、まだまだだな~と反省したしだいです。友達のブログでたまたまた「respect」の意味を知りました。音楽家が使う「respect」の意味は特別な意味があると聞きました。

私は音楽家でないので、本当の感じていることが同じかどうかわかりませんが、熱い思いは十分に伝わりました。ステージに上がれるチャンスをくれた方に、そして自分の歌を聴いてくれる方々に「enough respect」といえるのでれば、それ自体がちーちゃんにとって素敵なことかも知れませんね!

私もプロ意識もって、ベストを尽くす。実行します!そしてもう一度リスタートします!イコール逢える機会が少なくなるのが残念(><)ですが、オンとオフしっかりやって行きたいと思います♪

☆ 

Dさん>
コメントありがとうございます☆
すごく真剣に読んで下さったのが伝わりました。
嬉しいです♪
確かに「Respect」にはいろんな想いがあるかも知れません。
私にとっては愛している、という意味が強いかも知れません。
「敬愛」ですね☆
元々大好きなシンガーが唄っている曲名から取りましたが
音楽の世界だけではないと思いますが
出す音自体にリスペクトを感じる人、
他の音への影響の及ぼし方にリスペクトを感じる人、
周りの人の巻き込み方にリスペクトを感じる人、
音楽に対する姿勢にリスペクトを感じる人、
生き方にリスペクトを感じる人、
人柄にリスペクトを感じる人、
とあげるときりがないですが
いろんな人のいろんな部分に刺激を受け、
かっこいいなぁ~と感じ、好きだなぁ~と思い
それらを大事にするのが
私にとっては「Respect」という表現な気がします☆

Dさんが二日酔いで次の日影響出るように
私だって納得いかない日もたくさんあります!
ステージで失敗する事もたくさんあります!
でも人間だからアリだと思います!
だからこそ、学べる。
大事なのはその後。
その経験を無駄にしない事ではないか、と。

またまた熱くなってきましたが、
止まらなくなりそうなのでこの辺で止めますねw

また是非唄を聴きに来て下さい☆
今月は27日(金)です!
SOULを堪能した後、隠れ家の浴衣祭りへGO!してくださいw

ではでは!m(__)m
    
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★プロフィール★

geet(ギィート)

geet(ギィート)
Soul Music、R&B、JazzやPops、Discoなど
洋楽や邦楽のカバーを中心に活動中のヴォーカリスト。
現在東京を拠点に複数のステージにレギュラー出演している他
関西でもギターデュオのステージ等ライブ活動をコンスタントに行っている。

【主な経歴】
・ORC200主催のヴォーカルクイーンコンテストに出場し、2度の準グランプリを獲得。
・インテリア雑貨店[Franc Franc]の音楽ブランド
[Franc Franc Music]より発売されたMovieコンピレーションCD「Someday」をはじめ数々のアーティストや作品のレコーディングに参加。
・2011年秋京セラドームにてプロ野球公式戦(オリックス対日本ハム)での国歌独唱を果たす。
・2015年12月にはDJ-g3のオリジナルシングル「 I won't give up」のヴォーカルに抜擢され geet初の楽曲配信がスタート。
・2017年12月には第2弾シングル「Love Is...」も配信リリースされた

【現在レギュラー出演中のStage】
・新宿ロボットレストラン
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